いつでもコッコ日和 創刊号

始めまして、COCCO相木の茅根(ちのね)と申します。長野県の北相木村に引越してきてから14年が経ちました。「美味しい卵は元気な鶏から!」をモットーに、あくまでも放し飼いにこだわった自然養鶏を営んでいます。このCOCCO相木の養鶏場通信「コッコ日和」ではコッコ達の日々の様子や、たまごの美味しい食べ方、日本の養鶏のことなどを綴っていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 こういった話題について書いてほしいといったことがありましたら、できるだけ応えていきたいと思っています。

今年の冬は寒いです…。初めて冬を迎えるコッコ達は、はじめは羽毛を膨らませてうずくまるように佇んでいましたが、最近では朝に扉を放つと外へと飛び出し、マイナス10℃を下回る気温もなんのその、庭を元気に走り回っています。雪が降ると真白い雪の上は歩けませんでしたが、だいぶ慣れ、足を泥だらけにしながら地面を突つき歩いています。むしろ最近では、太陽さえあたれば真冬日でも日光浴や砂浴びをして気持ちよさそうに快適に過ごしています。30℃を超えることもしばしばある北相木村の夏より、今の季節の方が快適なのかも知れません。

生卵といえばTKG。

 

醤油専門サイトを見つけ、卵かけご飯にあう醤油5本セットを頼んでみました。さっそくその中の1本、北海道産真昆布入りの昆布醤油で卵かけご飯。これはかなりだしの味が強めなので、ほんのちょっと垂らす位で十分、卵のうまみが引き立ちます。どちらかというとさっぱり味のCOCCO相木のふる里卵にはちょうど合う醤油です。いつもの醤油の感覚でかけるとだしの味が勝ってしまうので、量に注意。

COCCO相木のふる里卵は無洗卵です。これは卵の鮮度を保持し殻の内部へ菌等の侵入を防ぐクチクラ層を残すためです。良く絞った布で汚れのみを落としています。気になる方はお召し上がりになる直前に洗って下さい。でも、無洗卵の場合、サルモネラ菌が心配、という方もいらっしゃいます。COCCO相木では定期的に卵のサルモネラ菌の検査を行っています。基本的に菌の繁殖しやすい夏季に検査を行いますが、今回は1月末に行いました。全鶏舎の卵について抽出検査しましたがすべて陰性でした。安心して、ぜひ、生卵で召し上がってみて下さい。