いつでもコッコ日和 第18号

新鶏舎一部完成、引越し第一弾!

今年5月6月生まれのピヨたち、もうピヨとは呼べないほど大きくなり育雛舎がかなり手狭になってきました。先日、まずは5月生まれのピヨたちの新鶏舎への引越しをしました。

 

昨年は5月生まれのピヨたちは、1か月後の6月生まれのピヨたちが来る前に成鶏用の大きな鶏舎に引越しをしました。ただ、止まり木に止まって眠るという習慣がまだ十分についていない段階で、いきなり大きすぎる鶏舎に移したことによって、夜、一か所にかたまって眠ることによって圧死してしまったり、塊りの中央にいる子たちが十分に呼吸ができないで体調を崩してしまったりする子たちが出ました。

今年はこの反省から、育雛舎にいる段階で止まり木に止まって眠る習慣をつけさせ、また十分に大きくなってから成鶏用の鶏舎に引越しするよう改めました。

 

育雛舎をかなり大きめに作っていたので、ピヨたちの成長段階に合わせてネットの仕切りを徐々に大きくし、最終的には5月6月生まれのピヨたちを合流させ、庭にも出られるようにすることで、これまで対応してきました。それでもいよいよ手狭になり、まずは5月生まれのピヨたちの引越しという流れになりました。今年の育雛についてはまた改めて総括したいと思います。

新鶏舎は3月から建設を始め6月には2棟の骨組みは完成しましたが、農作業のピークが訪れ、そのまま放置してしまいました。その後、コッコたちの緑餌として草刈は多少したものの、いつの間にかジャングルのような状態になってしまいました。

9月になりそのジャングルを整備し新鶏舎の建設再開。

 

鶏舎内に十分に日陰ができるよう屋根の中心部分は遮光のシートを張り、それ以外は透明なシートで日光も浴びられるようにします。しかもコッコ達に必要な新鮮な空気を十二分に取り入れ空気が滞留しないよう、屋根の中心部分以外はすべて巻き取りで解放できるよう、開閉式に。これで台風などの大風の時には必要なところまで鶏舎を閉められるので、雨が吹き込むのを防げます。

また、動物に侵入されないよう3メートル弱の高さまで金網でしっかりと防御、下からも穴を掘るなどして侵入したりできないよう、細心の注意を払います。そして庭への出入り口はコッコ達が整地して土を寄せても塞がれないよう、ちょっと高めの場所に設置します。

 

これでひとまずは鶏舎内で暮らせるようになり、先日、ようやく5月生まれのピヨたちの引越しができました。今までの育雛舎と庭を合わせたより広い新鶏舎に引越し、ピヨたちは快適そうです。全員ではないですが止まり木に止まって眠る習慣もついているので、心配していた圧死や体調を崩す子たちもいません。近日中に6月生まれのピヨたちの引越しも予定しています。

あとは産卵箱を作り、そして庭の整備と境界のネット張り、そして天井の防鳥ネットを張って十分に庭遊びができるよう、まだまだ新鶏舎およびその周辺の整備の作業は続きます。

今まで耕作放棄地として草がぼうぼうだった土地にコッコたちがやってきました。引越しの後、もう1棟の建設作業をしていると、北相木村の村鳥でもある山鳥(キジ科)がしきりにピヨたちを観察にきているのを見かけます。もしかして仲間が来たと思っているのかも(^^♪。